拝啓 のたうちまわるケーブルに悩む皆様。 インテリアに溶け込む保護チューブを一緒に作りませんか | docketstore

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2021/06/07 12:31




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「なぜケーブルはごちゃつくのだろうか」

それは、現代人の共通の悩みだと思っている。
スマホの充電、パソコンやモニター周りの配線..
リモートワークやお家時間が生活の中心にある現在、私達の視界の中に、そのごちゃつきがノイズのように入り込んでくる。
小さな文具屋を営みながら、ずっとそんなもやもやを抱えて生きてきた。

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そしてそのモヤモヤは次第に私をネットサーフィンに駆り立てた。
ガチのケーブル保護チューブを模索する旅の果てに、ついに気持ちいいぐらいにケーブルを効率的にまとめられる「ヘラマンタイトン社さんのヘララップ」を見つけ、更にはこの感動をお客様と分かち合いたいと思い、業務用のアイテムをメーカーと交渉して測り売りし始めるに至った。

予想外だったのはその記事への反響。
じわりじわりとネット上で話題を呼んで、気がつけばお店には1000m以上のケーブル保護チューブの注文が集まっていた。
ご注文いただいた皆様には改めてお礼申し上げたい。

ただ、「ヘラマンタイトン社さんのヘララップ」でもどうしても満足できていないところが一つだけあった。
それは業務用故にどうしても「無骨さ」が強いこと。
もちろん、好きな人にはたまらないかっこよさではあるのだけど、黒色や中身の透ける半透明ボディでは、インテリアに合わせるのが難しいという声もたくさんのお客様からいただいた。
ペットが電線に噛み付くトラブルを防止したり、インテリアの中で配線をごちゃごちゃさせたくないという人にとっては、落ち着いた見栄えのものがほしいという気持ちはよくわかる。

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今回は自分自身がほしいという想いと、お客様からの声を受け、鉄道車両や航空機、医療機器などプロの現場で使用されるケーブル保護チューブの製造を手掛けるメーカー デンカエレクトロン様とタッグを組んで、インテリアにもマッチするケーブル保護チューブをクラウドファンディングという形で提案することになった。
今回はそんなケーブル保護チューブ【SLEEVE(スリーブ)】のことをご紹介したい。

配線を「サッと通すだけ」で整える

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「SLEEVE」は、誰でも簡単に配線を美しく整えられる仕組みを備えたケーブル保護チューブ。
一見、布のようにも見える素材は、ポリエステル製の糸を編み合わせることで出来上がっている。

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冒頭でも紹介させていただいたけれど、今回製造のご協力を頂いているメーカー デンカエレクトロン様が手掛ける、同様の素材で作られたケーブル保護チューブは、鉄道車両や航空機、医療機器などにも提供されている。
糸を編み合わせることで生み出されるメッシュ構造は熱がこもりにくく、素材自体も難燃性も持ち合わせている。

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一見、丸い管のように見えるSLEEVEだが、その構造は上の図のように完全に閉じてはいない。ケーブルを包み込み、チューブの形を保つよう形状記憶を施されており、中のケーブルをきつく圧迫するようなことがないようにできている。
また、この形がケーブルの取り付けの効率化に大きな役割を果たしている。

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取り付け方法は簡単。まず、「SLEEVE」の端を指で広げ、

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ケーブルをセットした取り付け工具「HAT」を差し込んでいくと…

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このようにするする〜っとケーブルを「SLEEVE」に通すことができます。

ここで使用している取り付け用の工具「HAT」はプロジェクト序盤でご紹介した「ヘララップ」にケーブルを通すために作られた工具。今回のプロジェクトのご相談をさせていただいた結果、ヘラマンタイトン株式会社様から承認を得て、「SLEEVE」の取り付け用工具としてセットにさせていただいた。

既にコンセントやモニターに差し込んだケーブルにも取り付けは可能なため、いまおうちで気になりながらも放置してきた配線のごちゃつきを、リターンが届いてすぐに解決することができる。

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また、複数のケーブルをまとめた際には、途中で分岐させることも簡単に行なえる。

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「SLEEVE」の構造上、包み込んでいる隙間からケーブルを取り出しているだけなので、分岐するケーブルへの負担も少なく、好きな場所から取り出すことが可能になっている。

配線が生み出す「ごちゃつき」を取り払う

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設置済みの配線にもあっという間に取り付けることのできる「SLEEVE」は、その機能性とともにインテリアとの親和性も高い仕上がりになっている。

例えばコンセントのないところに延長コードを伸ばす際に、せっかくインテリアを整えたお部屋でも、ケーブルが雑音のように目に入ってしまう。
そんなときにも、「SLEEVE」は取り付けるだけで、ケーブルを目立たせずにインテリアに馴染んでくれる。

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また、SLEEVEはハサミでカットするとほつれが発生しやすくなることもあり、SLEEVE同士を複数重ねて連結することで、手軽に長さ調整にも対応することができる。
上の写真は、一つ前の写真で、壁沿いに設置しているところに近づいて撮影したものですが、重ねた部分は遠くから見るとあまり目立たない。
今回のリターンでは、0.5m、1.0m、1.5m、2.0mの4種類の長さをご用意しているので、必要な場面に合わせて組み合わせてご利用いただきたい。

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例えば上の例のように、ケーブルが波打ってしまう状態は、日常生活でもよくみかける風景だと思う。
そんな、波打つケーブルも、「SLEEVE」の中に収めてしまえば気にならなくなる。その理由は、穏やかな曲線を描く「SLEEVE」が中のコードの流れを優しく包み込んで整えてくれるからに他ならない。

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そもそも、市販されている延長ケーブルや家電に付属するケーブルはなぜ視界に入るとスッキリとして見えないのか。
それはパッケージの中で小さくまとめられたケーブルには、どうしてもクセが残りやすいからだと思う。
それが結果として波打った軌道を描き、視線に入った時にはノイズとしてどうしても気になってくる原因となってしまう。

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「SLEEVE」の中でケーブルが波打っていたとしても、「SLEEVE」そのものがシンプルな線のようにケーブルを包み込んでくれていることで、ケーブルの存在をインテリアになじませてくれる。

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「SLEEVE」を導入することによるメリットは「映える」ことよりも、自然すぎて設置後すぐに存在を見落としてしまいそうなぐらいにインテリアに「溶け込む」ことにある。

ぜひその便利さを、皆さんのおうちや仕事場、お店で使用してみてほしいと思う。
ケーブル保護チューブ【SLEEVE】のクラウドファンディングは、6/7(月)19時より下記URLのMakuake内(時間までは画面は表示されませんのでご注意ください!)にてスタートします。数量限定の20%OFFセットもご用意しておりますので、気になる方はぜひご支援いただければと思います!

https://www.makuake.com/project/sleeve/


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